ブランディング

BtoBこそ、ブランディングが必要な理由

2025.08.25

BtoBの世界は、どうしても「価格・納期・性能」で比べられがちです。
でも、その勝負ばかりだと、同じ土俵の消耗戦に巻き込まれてしまう。

ブランドやブランディングはBtoCのものと思われるかもしれません。
でも、私たちの考え方は違います。
BtoB企業こそ、ブランディングが必要
本気でそう思っています。


「機能」で勝てない時代に

製品の性能やサービスの機能って、ある程度そろってしまうもの。
だから最後に決め手になるのは「この会社と一緒にやりたいかどうか」です。

それを決めるのは、価格じゃなくて“色”です。
会社の理念、姿勢、社員の言葉――
そこからにじみ出る「色」があるかどうかで、選ばれる未来は変わってきます。


BtoBにブランディングを入れると何が変わる?

  1. 信頼が積み上がる
    ただの取引先から「パートナー」へ。長い付き合いが生まれる。

  2. 価格競争から抜け出せる
    「安いから」じゃなく「ここだから」に理由が変わる。

  3. 社員が誇りを持てる
    「ただの仕事」が「自分の会社のストーリー」になる。


よくある勘違い

「BtoBはBtoCと違って、感情で選ばれない」
……本当にそうでしょうか?

もちろん合理的な判断はされます。
でも最後に心を動かすのは“人”です。

だからこそ、数字やスペックではなく「なぜこの会社か」という物語が必要なんです。


VISTRISE流:ブランディングの進め方

  • Inside:理念や価値観を掘り起こす

  • Words:社員が語れる言葉に変える

  • Promise:内外に共有する約束にする

  • Action:採用・営業・会議に落とし込む

表面的な広告やデザインではなく、
会社の「なぜやるのか」を核に据えて、毎日の判断にまで浸透させていきます。
ソリの合わない相手と毎日を過ごすのは辛くないですか?
極論ではありますが、それと根本は同じです。


リスクもちゃんと知っておこう

  • すぐ結果は出ない
    ブランドが浸透するには時間がかかります。

  • お金をかければ成功するわけじゃない
    戦略と地道な運用が大事です。なによりも「本気度」が問われます。

  • 新しい色に戸惑う人も出る
    でも、それで離れる人がいても、共感する仲間が必ず増える。


まとめ:BtoBこそカラフルに

BtoBは無機質?
いや、そんなことありません。
つまらなそうな営業マンと、声に張りがあり笑顔の楽しそうな営業マン。
どちらと取引がしたいですか?

「なぜやるのか」という色が見えたとき、
社員も、パートナーも、未来も、全部がカラフルになっていく。

だから私たちは声を大にして言います。

BtoBこそ、ブランディングでおもしろくなる。

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